寄り道の世界線調整

学びには時間と金がかかる

はじめての実技練習

2日連続の授業だった。1日中、実習をぶっ通しで行った。ものすごく脳と体力を使って、疲れ果てている。

先生がやるお手本を見ながら、視覚として理解する。それをモデルに対して実践する。

頭では「こうすればいい」ということが分かっているのに、その通りに身体が動かない。目の前の手技に精いっぱいになり、体重移動や他のことが一切できなくなる。先生が隣についてくれるが、全然アドバイス通りに動けない。

個人的には体重移動が全然できなかった。腹筋などの筋肉が少なく、腰に負担をかけながら動いてしまう。日頃の課題が見事に露呈した。1か月でどこまで上達できるか。

帰宅してエアーで動いてみたら、体重移動に意識がいき少しはうまくできたような気がする。というのも気のせいなのだろうか。

 

指導を受けてる時、途中で全然うまくいかない自分に腹が立って一瞬泣きそうになった。この感覚がすごく久しぶりで、ちょっぴり懐かしくなる。仕事で全然分からないことにぶち当たった時のことを思い出した。一生懸命やってるから、うまくいかないことにムカついて腹が立ってるんだな、久しぶりに一生懸命取り組んでるんだなと自分を励まして、リセットした。

 

心理職は相手の身体に触れない。対して他の対人援助職(看護師、介護士、保育士など)は相手の身体に触れて仕事をする。心理職としてのトレーニングが始まる前に、相手に触れる援助(アロマトリートメント)のトレーニングをしている。この学びのプロセスがどのように転ぶか分からないが、自分を実験台として内面の変化を観察していきたいと思っている。

きっと、心理職としてのトレーニングを積む際も、自分の考えている理想と現実の乖離が大きくなり、思うようにいかなくて悔しくなることがたくさんあるのだろう。心理職の場合、対話のみがコミュニケーションの手段となるから、余計難しいのかもしれない。修業期間だと思って、なんとか食らいついていきたい。

 

話す練習もしたいと思った。トーク力というか、対話する力。心理面接という構造化された中の話は、大学院へ進学したあとから実践することになる。

心理面接はきちんと大学院に進学して先生から学ぶこととして、それ以外にもいろんな引き出しをもっておきたい。

インターネットの中で話す練習をしてもいいけど、電波に乗せて全世界に自分の声を公開するのはなんだか気が引けてしまう。そこまで晒せるほどの度胸がない。顔出しで動画投稿したりしてる人たちは、本当にすごい勇気だと思う。自分がインターネットに公開するのは、文章だけで充分かな。気が変わったら、声出して何かやってみたいなとも思うけど。自分の声が嫌いすぎることも要因かも。

 

実習に行く前に、実習先で扱っているジャンルの書籍を週に1冊は読みたいと思っている。と思いつつ、先週は忙しくて読む時間を取れなかったので、今週からちゃんとやる。流し読みでもいいので。

 

外が暑い。非常に暑い。運動不足の解消がてら、散歩したいけど、暑すぎて歩く気も起きない。熱中症で死んじゃう。今日はプールも休みだからなー。

手軽に刺激を味わえるYouTube、楽しいけど惰性で見ている瞬間もあるので気を付けたい。本を読もう、内面と向き合おう。